ナビル・フェキル
2018年に最も話題になった移籍話のひとつ。それによって、レッズサポーターの記憶に焼き付いている。
アリソン、ファビーニョ、シャキリらの獲得に1.7億ポンド(228億円)を投下したこの夏のリヴァプール。だが、最も話題になったのは、長期間狙っていたフェキルと契約しないという決断についてだった。
リヨンから5200万ポンド(70億円)で移籍することが実質決まっており、フェキルはリヴァプールのクラブ内メディアの仕事もしていた。だが、リヴァプールは取引から突如撤退。
ユルゲン・クロップ監督は彼を非常に買っていたが、クラブドクターは膝の怪我を悪化させる可能性を懸念し、クラブはナビ・ケイタ獲得に方針転換したとされていた。
だが、フェキル本人はリヴァプールが膝の問題を“偽装”として使ったと告白している。
ナビル・フェキル(現ベティス)
「噂されていることは真実ではない。自分の膝は問題ない。
もし膝がそんなに酷い状態だったら、(リヨン会長の)オラスがチームに残留させるために破格のオファーをしてきたかい?
真実を知りたいって?自分にも分からない。
自分はメディカルチェックを受けた。その後、リヴァプールは契約しないことにした。
ある時点で彼らは膝のせいだと僕に信じさせたかった。エクスキューズを見つける必要があったのさ」