FAカップ準決勝でチェルシーに敗れたマンチェスター・ユナイテッド。

そのなかで、守護神ダビド・デヘアがやってしまった痛恨のプレーが話題になっている。その失点シーンがこれ(以下動画35秒~)。

メイソン・マウントのシュートは弾けたはずだったが…。

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デヘアのミスに批判が集まるなか、『BBC』は「彼のピークは2017年だったのか」という特集を組んだ。

2019-20シーズンのプレミアリーグのGKのなかで全コンペティションで最も失点につながるミスが多いのは、ニューカッスルGKマルティン・ドゥーブラフカ(5回)だそう。

それに次ぐのがリヴァプールGKアドリアン(4回)で、デヘアはワースト3位タイの3回だという。

ただ、「防いだゴール」の数値で見ると違う。これは、起こりうる失点数から実際の失点数(オウンゴールとPKは除外)を除いた数値だ。

今季のデヘアは起こりうる失点数の値が32.3。そして、実際の失点は32。つまり、「防いだゴール値」はわずか0.3なのだ。同紙では「これは彼がどんなゴールも防いでいないことを意味する」としている。

今季プレミアリーグで500分以上プレーしたGKのなかで、デヘア以上の数値を記録しているのは11人。

「防いだゴール値」トップはクリスタル・パレスのスペイン人GKビセンテ・グアイタの10.2。2位はトッテナムGKウーゴ・ロリスの10.1、3位はシェフィールド・ユナイテッドGKディーン・ヘンダーソンの9.3。そして、失点につながるミスが最も多いドゥーブラフカもリーグ4位の8.6を記録している。

ユナイテッドが保有するディーン・ヘンダーソンのほうが今季ははるかにデヘアよりいいようだ。ここ2シーズンのデータを見る限り、デヘアはプレミアリーグで並のGKになってしまっているという。

▼ユナイテッド加入以降のダビド・デヘアのスタッツ

2019-20:32失点/防いだゴール値 0.3

2018-19:45失点/-0.1

2017-18:25失点/13.7

2016-17:24失点/5.1

2015-16:29失点/0.9

2014-15:32失点/5.3

2013-14:39失点/1

スタッツ的には2017-18シーズンが突出している。確かにデヘアは2018年W杯からミスが目立つようになった。ただ、昨季加入後ワーストの7回に落ち込んだクリーンシート数は今季12試合と改善している。