プレミアリーグ第5節として行われたトッテナム対ウェストハム戦。
ジョゼ・モウリーニョvsデイヴィッド・モイーズの元マンチェスター・ユナイテッド監督のバトルでもあった一戦はものすごい展開になった。
開始1分で先制したスパーズが前半16分までに3点を奪う。だが、ハマーズが残り8分から大反撃を開始。82分、85分、94分と立て続けにネットを揺らして、3-3の引き分けに持ち込んだ。
Optaによれば、スパーズは3点以上リードした試合では87連勝中だったそう。3点リードから勝点を落とすのは、2001年のユナイテッド戦(3-5)以来のことだとか。
『Sky Sports』によれば、モウリーニョ監督は試合後にこう述べていたという。
ジョゼ・モウリーニョ(トッテナム監督)
「試合はコントロールできていた。
ハリー・ケインにあった4点目のチャンスはポストに嫌われ、ギャレス・ベイルは試合を殺せるところだった…。だが、これもサッカーだ。
最後の数秒で勝点2を落としてしまった。
相手のセットプレーには注意するように言っていたんだ。とても強いことは分かっていたからね。
デイヴィッド(・モイーズ)はNEWフェライニとしてソウチェクを見つけ出した。
相手はラッキーだったが、幸運を掴むためにとてもハードに戦ったので彼らを誉めるよ」
圧倒的な高さを持つことでエヴァートンとユナイテッドでモイーズとモウリーニョから重用されたマルアヌ・フェライニ。
彼に代わるターゲットになっていると言及されたのは、ウェストハムのチェコ代表MFトマーシュ・ソウチェクだ。彼はフェライニ同様に190cmを超える身長を誇るMFである。
そのソウチェクはパワープレーで前線に入ると相手のオウンゴールを誘発している(以下動画4分55秒~)。
背番号28がソウチェク。一目でデカさが分かる。
残り8分から同点に持ち込んだモイーズ監督は「最も難しい決断は(ハーフタイムに)何の交代もしないことだったかもしれない」などと述べていた。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ