ファン・デル・ヴィールはロサンゼルスへ引っ越し、そこのクラブの1つに「無償でもプレーする」と申し出たものの、実現しなかったそう。
グレゴリー・ファン・デル・ヴィール
「あのとき、僕は前に進み続けていたから、自分の感情に気がついていなかった。次に何が起こるかわからないという感覚が頂点に達していた。
毎日目覚めたとき、何をすべきなのかわからなくなっていた。日々トレーニングをして、毎週試合をする…そんな日常生活から目標がなくなった。
そして6ヶ月後、パニック発作が始まったんだ。
僕は何があってもピッチに戻ろうとしているよ。その実現のために支援をしてくれるクラブを見つけられたのは幸運だ。
RKCワールワイクは諸手を挙げて僕を歓迎し、全てを手伝ってくれると言ってくれた。どうなるかはわからないが、結果がどうであれRKCの皆さんの素晴らしい助けに大いなる感謝を抱いている。
自分にとって、今年は楽な時間ではなかった。しかし今はずっと良くなっている。これからの未来にとても興奮しているよ」
まだ32歳という年齢であるファン・デル・ヴィール。しかしアメリカでの経験から発症してしまった不安障害とパニック発作との戦いが続いているようだ。
現在は選手契約こそないもののRKCワールワイクで練習参加を続けており、ピッチに復帰することを目指しているそう。
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名