指導者としてデビュー

再びクリスチャンセンの名前をフットボールシーンで聞くことになるには少し時間を要す。

2013年にUAEのアル・ジャジーラでルイス・ミジャ監督のアシスタント・コーチとして指導者のキャリアをスタートすると、2014年にAEKラルナカ(キプロス)で初めて監督に就任、2016年にAPOELへ移るとリーグ優勝を飾った。

その後、イングランドのリーズ、ベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズと移り、今年7月アメリコ・ガジェゴの後任としてパナマ代表監督に就任した。

リーズでは約8か月で辞任と結果を残せなかったが、現在プレミアリーグでマルセロ・ビエルサ監督のもと奮闘しているチームの礎を築いている。クリスチャンセンはビエルサが自分がやったことを継続してやってくれているといい「新しいプロジェクトを開始するときは、時間が必要です。特に、哲学を旧来のイングランド的なサッカーからポゼッションに切り替える時には」と語り時間が足りなかったことを説明している。

パナマ代表監督としてのターゲットは2018年に続き2022年のワールドカップに出場することだ。

実はクリスチャンセン自身も父親の仕事の影響でパナマに住んでいたことがあるそうだ。今やスペイン人女性と結婚し2児のパパでもあるクリスチャンセン、第三の母国パナマを率いて日本に立ち向かう。

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