新型コロナウイルスの影響で大幅なスケジュール変更を余儀なくされた2020年の日本代表。

欧州に遠征してフレンドリーマッチ4試合を戦い、今年の日程を終えた。その4試合はカメルーン(△0-0)、コートジボワール(〇1-0)、パナマ(〇1-0)、メキシコ(●0-2)で2勝1分1敗という結果。

ここでは、今年の代表戦で評価を上げた日本代表選手を取り上げる。

吉田 麻也

4試合で計2失点。完封試合3。スコア的に競ったゲームが多かった中で、32歳のキャプテンは全試合でフル出場して堅守の中心となった。

ベテランらしい冷静な守備対応に加え、ボール保持時の「つなぐ」「蹴る」の使い分けも的確。

ロングボールに対して首を固定して近くの味方へボールを落とす技術も光る(あれは他の選手もできるようになってほしい)。

コロナ禍の難しい状況での久々の代表戦。キャプテンとしてピッチ外で果たした役割も大きかったはずだ。