今月行われるインターナショナルマッチウィークで、初めてスペイン代表に名を連ねることになったバルセロナMFペドリ。
ロナルト・クーマン監督の下でレギュラーに定着した10代のヤングスターは、リーガでの活躍が認められてルイス・エンリケ監督の下でプレーすることになった。
『Deportes Cuatro』によれば、この代表招集によって助かりそうなのが…なんとあのヘセ・ロドリゲスなのだそう。
今季途中にパリ・サンジェルマンを退団したヘセ・ロドリゲスは、故郷のクラブであるラス・パルマスに半年契約で復帰。これ以上キャリアを転落させたくないと考えている彼は、体調が完全に戻るまではここでプレーしていたいと希望しているそう。
ところがヘセ・ロドリゲスの給与がかなり高いことから、クラブとしては彼を来季もキープすることはとてもできない状況だった。
しかし、かつてラス・パルマスに所属していたペドリが代表に招集されたことにより、バルセロナ移籍時に結ばれたある契約条項が活性化されるそう。
それは「ペドリが代表に招集された場合ラス・パルマスに100万ユーロ(およそ1.3億円)を支払う」というボーナス条項。
このお金が手に入ることによって、ラス・パルマスはなんとヘセ・ロドリゲスに契約延長のオファーを出すことができたという。
ヘセ・ロドリゲスとラス・パルマスの関係は非常に良好であるため、話し合いは今後スムーズに進んでいく可能性が高いとか…。
なお、ペドリがバルセロナのトップチームで50試合に出場したとき、ラス・パルマスにはさらに500万ユーロ(およそ6.5億円)が支払われるという。
それも来季には達成されそうな雰囲気であり、近いうちに再びペドリがヘセ・ロドリゲスを救う状況がくるかもしれない…。