10年間過ごしたマンチェスター・シティを今季限りで退団することになったセルヒオ・アグエロ。
昨年10月には女性副審シアン・マッシー氏への振る舞いが物議を醸したことがあった。
アーセナル戦で相手ボールとジャッジされたことに不満だったアグエロ。背を向けたマッシーさんの首・肩付近を掴んで、自分のほうを振り向かせようとした。力を込めた掴み方ではなかったが、マッシーさんはアグエロの手を振り払うような仕草を見せていたのだ。
ただ、マッシーさんは『Sky Sports』のインタビューでアグエロとの一件についてこう述べていた。
シアン・マッシー
「そのことは全く考えていなかった。(無線で)主審と話すことに集中していた。
(一部からはアグエロが見下していたという声もあったが)
人々は異なるやり方でそれぞれの意見で見ることができる。
ある角度や別の角度から状況を見ることができる。(実際に)あの状況にいたのは私だと思う。
この件をもう一度考えたことはない」
本人的にはあの件を全く気に留めていなかったようだ。
🗣"I think he didn't mean to do it but It's not a good look, he should know better"
Micah Richards addresses the incident between Sergio Aguero and assistant referee Sian Massey-Ellis pic.twitter.com/wz6pkko86v
— Football Daily (@footballdaily) October 18, 2020
また、マッシーさんはVARについては、「習得するのが本当に難しいスキル。今は(すぐに)『オフサイド』と言うのではなく、『ディレイ!ストップ、フラッグを下げ続けて』と言われるから。フラッグを速く上げすぎないようにしている。この20年間やってきたことを変えようとしているので、本当に急な学習曲線だった」と話していた。