ジョルジーニョ

勝者：チェルシー

ナポリで司令塔として目覚ましい活躍を見せたジョルジーニョ。彼に対して強く興味を抱いていたのが、マンチェスター・シティの監督を務めているジョゼップ・グアルディオラだった。

「我々は近づいていたが、結局彼はマウリツィオ・サッリとともにいることを決めた。私はここに来たいと思える選手が欲しい。そして最後のターンで彼はチェルシーへと移籍することになった。ユナイテッドと争ったアレクシス・サンチェスのケースとよく似ている」

グアルディオラ監督は後にそう明かした。マウリツィオ・サッリはチェルシーで僅か1年の指揮に終わったものの、ジョルジーニョはそのまま残留。フランク・ランパード監督、そしてトーマス・トゥヘル監督の下でも信頼を獲得し、プレミアリーグでも有数の司令塔になった。