バルセロナに加入すると伝えられていたオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが、以前の報道とは一転パリ・サンジェルマンに移籍することとなった。
ロナルト・クーマン監督とジョアン・ラボルタ会長の意見が一致した状況でバルセロナは獲得に向かっていたが、その交渉は破談となった。
『Marca』によれば、バルセロナは現在ワイナルドゥムの代わりとなる補強を探しているものの、かなり難しい状況にあるという。
バルセロナが今夏優先していた補強のターゲットは4人で、セルヒオ・アグエロ、エリック・ガルシア、メンフィス・デパイ、そしてジョルジニオ・ワイナルドゥムだった。
ワイナルドゥムはクーマン監督の教え子であり、さらにフリーエージェントであるということで、かなり重要な選手だと考えていたそう。
ただ、パリ・サンジェルマンがワイナルドゥムに提示したのはバルセロナの倍額となる給与だったそうで、それに抗うことはできなかったとのこと。
ラポルタ会長は現在急いで代替案を探っているが、その候補のミケル・メリノとファビアン・ルイスはそれぞれ3000万ユーロ、5000万ユーロという価格で、到底買うことはできないそう。
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そのため、生え抜き若手のイライクス・モリバやニコ・ゴンサレス、さらに昨季なかなか活躍の場がなかったリキ・プッチらに頼ることになる可能性もあるとか。
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