EURO2020の決勝でイングランドと激突するイタリア。トルコとのグループステージ初戦から6連勝でファイナルまで勝ち上がってきた。

そんなアズーリが今大会で秘かに続けていた恒例儀式がある。その主人公は元イタリア代表FWジャンルカ・ヴィアッリ氏。57歳になった同氏はチームコーディネイターとして今大会に帯同している。

『Corriere Dello Sport』によれば、トルコとの初戦を戦った際、イタリア代表のチームバスはヴィアッリ氏を置き去りにしてしまったそう。すぐに自分のミスに気付いたドライバーは急ブレーキをかけて、彼のことを待つことになったとか。

そのトルコ戦に3-0で勝利したため、縁起を担ぐためにヴィアッリ氏を毎試合置き去りにすることが儀式化したとのこと。毎回チームバスが彼を置き去りにしたうえで数メートル走り、その後に乗せるというのが恒例化しているそう。

【動画】イタリア代表が秘かにやってた!ヴィアッリのバス置き去りシーン

膵臓癌を克服したヴィアッリ氏は今大会のイタリアにとって守り神のような存在になっているようだ。

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