「サッカーのある分野では機会を逃すこともあるだろうが、将来的には我々のスポーツをもう少しモダンにするチャンスがあるだろう。
サッカー界に絶対に必要なことだ。
選手と監督がコミュニケーションできるように“接続”されているのが理想的だ。
スタジアムはすごく騒がしいし、アメフトのように進んでは止まるゲームではないからね。
タイムアウトはないし、選手と戦術的な話し合いができるのはハーフタイムしかない」
「(ドイツサッカーリーグ機構は禁止しているが)『我々はそれが欲しい!』と言うことも必要だ。選手と監督が交信する何かをユニフォームに着用させたい。
アメフトでは選手たちはプレーブックを忠実に従い、その内容をすぐに理解する必要がある。(多くの?)選手の契約期間は1年しかないし、チームの選手数も非常に多いからね。
選手がプレーブックの内容を習得できず、チームの試合にダメージを与えた場合、次の契約にひびく。
これら全てがサッカーが学ぶことができるものだ。監督として何かを得られるものだ。
アメフトは非常にテクノロジーが進歩しているかもしれないが、長い伝統を持つスポーツでもある。
一方、サッカーはいまだに伝統の陰に隠れていることが多い。そして、それを打破しなければならない!」
実際、ナーゲルスマン監督はNFLカンザスシティ・チーフスでヘッドコーチを務めるアンディ・リード氏と意見交換も行ったそう。NFLのようにピッチ上の選手とコミュニケーションができるツールがサッカーにも欲しいと考えているようだ。
【動画】サッカーより進歩的!?NFLのQBのヘルメットに隠された秘密
NFLではヘッドホンを通じてヘッドコーチがクォーターバックらに指示を出すことが可能。ただし、許されているのはコーチ陣から一方的な通話のみで、選手側が応答したり、連絡をすることはできない。