26日に行われたJリーグ第30節、川崎フロンターレ対湘南ベルマーレの試合は2-1という結果となった。

前半には湘南ベルマーレがかなり優勢に進め、15分には田中聡選手のゴールで先制を果たす。左サイドの崩しからのクロスをニアで押し込み、リードを奪った。

しかしながら後半に入って交代枠を使いながらシステムを変えてきた川崎は、65分に旗手怜央のゴールで同点に追いつくことに成功。

ただ、その後はなかなかネットを揺らせずに1-1のまま終了か…という瞬間。アディショナルタイム4分でクロスを知念慶が合わせる!

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これによって最後の最後でリードを奪い、川崎フロンターレがこの神奈川ダービーを勝利で終えることに成功した。

殊勲の知念慶は「70分くらいから足がつっていたが、余力を残さずに走りきったのがゴールに繋がった。痛さと嬉しさでよくわからなくなった」と振り返っていた。

また、足が痙攣していたにもかかわらず自分をピッチに残すことを選択した鬼木監督の采配については、「鬼さんやってるな、これはもうやるしかないな」と思ったという。

なお川崎フロンターレはこれで勝ち点3をプラスし、2位の横浜F・マリノスとの差を9ポイントに広げている。また、29日にはヴィッセル神戸との延期分の試合を戦う予定となっており、ハードスケジュールが続く。

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