2020年1月からリヴァプールでプレーする日本代表FW南野拓実。レッドブル・ザルツブルク時代の活躍によって、対戦相手であるリヴァプールに引き抜かれた。

『Liverpool Echo』によれば、リヴァプールの選手たちが南野の獲得をユルゲン・クロップ監督に懇願していたそう。

2019年10月に行われたUEFAチャンピオンズリーグで対決したリヴァプールとザルツブルク。4-3という打ち合いになった一戦で誰よりもインパクトを放ったのが南野だった。

アンフィールドで1ゴール1アシストと大暴れ。さらに、ファビーニョの背後のライン間で巧みにボールを収め続けたほか、守備的MFであるエノック・ムウェプ(現ブライトン)に次ぐプレッシング数(34回)を記録。さらに、ファイナルサードで11回のプレッシングを実行していた。

その活躍を見たリヴァプール選手たちは南野の獲得を熱望したというが、実は2013年からリヴァプールは南野をチェックしていたそう。

そして、彼に設定されているリリース条項が725万ポンド(10億円)と格安であることが判明すると、イングランドへの移籍は“不可避”なものになったという。

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その南野はリヴァプールでの出場機会が限られているが、ゴールとアシスト数は決して悪いものではなく、守備面でも重要な役割を果たしていると評価されている。

昨季のリーグ戦と欧州カップ戦における90分平均のプレッシング回数はリヴァプールのなかでトップだったそう。

同紙は「南野は現在のチームメイトたちがザルツブルクから彼を獲得すべきと考えたことは正しかったと証明しつつある」とも伝えている。

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