フィリペ・コウチーニョ
移籍金:1億3500万ユーロ(およそ176.27億円)
おそらくクラブの歴史の中で最も支払いすぎた補強と言えるだろう。コウチーニョ自身はそれほど壊滅的なパフォーマンスを見せているわけではないのだが、その力が発揮されたのはレンタル先のバイエルンでのプレーで、皮肉にもバルセロナを撃破する活躍を見せたりした。
2018年の冬に獲得された彼はすぐにカンプ・ノウで活躍を見せるものだと考えられていた。その才能はまさにバルセロナに合致すると感じられたからだ。
だが彼は意外なことに全くフィットせず、怪我にも苦しめられ、チームのどこで使うのかが難しい選手になった。バイエルンでは復活を見せたものの、復帰してからはまた怪我で離脱…。デンベレと同じく、この移籍金の高さはコウチーニョのためにならなかった。