レアル・マドリーでの契約最終年を迎えているギャレス・ベイル。
怪我のためにクラブでは8月末からプレーしていないが、ウェールズ代表戦で実戦に復帰した。だが、ふくらはぎを違和感を感じたとされており、ベルギー戦は欠場している。
そうしたなか、『Marca』は「ベイルはレアルを馬鹿にしてる」という記事を報じた。その内容をざっとまとめてみる。
「ベイルはレアルを馬鹿にしている。それは今に始まったことではない。
レアルが自分を売りたがっていることを知った時、彼からのメッセージはこれだけだった。契約、契約、契約(がある)。
新たな怪我のニュースはこの苛立たしい状況を要約するものだ。ベイルはずっと解読不能な存在だった。
暇な時にサッカーをするゴルフ選手なのか、それとも、暇な時にゴルフをするサッカー選手なのか分からない。
その間、レアルでもトッテナムでも代表でも呪われたウイルスのような怪我に見舞われた。
レアルは何をしているのか?
この騒動におけるレアルの不作為は驚くべきものであり、彼の行動規範を一掃することはできなかった。
このドラマの現実は、すでにうんざりするような台本のようになっている。
退団の噂、それとは反対のメッセージ、怪我、ゴルフコース、セレブレーションなきゴール、ウェールズへの遠征、そして、契約。
今夏、彼の復帰はカルロ・アンチェロッティ監督の新たな獲得選手として売られた。
クラブにとっての唯一の希望は、ベイルが来年のワールドカップでプレーしたがっていることだ。
うまくいけば、レアルでの試合で元気な彼が見られるかもしれない。
ベイル、笑い、レアル、この順番で」
これはホセ・ルイス・ウルタード氏の見解だが、レアルで復帰する前に代表に合流して、また怪我をしたことを揶揄しているようだ。
なお、ウェールズはワールドカップ出場をかけて、来年3月にプレーオフを戦う。