パオロ・マルディーニ

サッカーの歴史上最高のディフェンダーと評価される選手の一人であり、父親が所属したクラブでもあるミランにキャリアのすべてを捧げた男。実力とカリスマを兼ね備え、「象徴」としての存在感も抜群であった。

セリエAを7回、チャンピオンズリーグを5回制覇。1994年にはチャンピオンズリーグ、セリエA、スーペルコッパ、UEFAスーパーカップを優勝したためバロンドールに近づいたが、ストイチコフとロベルト・バッジョの後塵を拝し3位だった。

また2003年にも候補となったが、パヴェル・ネドヴェドとティエリ・アンリに次いで再び3位に。もし彼がディフェンダーでなければ、何度もバロンドールに輝いていただろう。