サッカー界で一般的となった「期限付き移籍(ローン)」。保有権は元のクラブのまま、他のチームでプレーできるという制度だ。
かつてはそのチームで出場機会がない選手が修行で…というのが一般的であったが、このところは資金の運用の問題などさまざまなものが絡む手段となっている。
今回は『FourFourTwo』から「ローン移籍で最も価値を高めた選手、TOP10」をご紹介する。
10位:ゴンサロ・ゲデス
移籍:PSG→バレンシア
上がった価値:2070万ポンド(およそ31.63億円)
スタイルは違うものの、将来のポルトガル代表を支えるかもしれないという意味で「NEXTクリスティアーノ・ロナウド」とも言われたゴンサロ・ゲデス。
ベンフィカでデビューしたあとマンチェスター・ユナイテッドとの入札戦争の末にパリ・サンジェルマンへと移籍したが、その後ネイマールとキリアン・エムバペの加入によって完全にポジションを失っていた。
代理人のジョルジュ・メンデスはそこでバレンシアへのローン移籍契約をまとめ、スペインで再び活躍。選手として大きく評価を高めていった。