現在サンダーランドの監督に就任するのではないかと噂されているロイ・キーン氏。マンチェスター・ユナイテッドの伝説的な主将として知られる人物だ。
彼は引退後にサンダーランド、イプスウィッチ・タウンで監督を務めたあと、アイルランド代表、アストン・ヴィラ、ノッティンガムでアシスタントコーチに従事した。
2019年に職を離れたあとは解説者としてメディアで活躍してきたが、今回現場に復帰するのではないかと伝えられている。
しかし『Talksport』に出演したガブリエル・アグボンラホールは、彼が主将を務めていたころのアストン・ヴィラに来たロイ・キーンについて以下のように話していたそう。
ガブリエル・アグボンラホール
「ロイ・キーン監督は、我々がライアン・ギグスやポール・スコールズ、デイヴィッド・ベッカムほどいい選手ではないということを受け入れられなかった。
彼のコーチングの方法は、当時のアストン・ヴィラの選手や今日の選手に対して、正しいものではなかった。
そして、彼が選手に対して話しかけるときの方法もだ。ジョー・コールのような経験豊かな選手に対して、間違った対応をしていた。
彼はとても無礼な形で話しかけていた。そのマネージメントに賛同する者は100人中ひとりもいなかっただろう。
そしてシュート練習のとき、22名の選手が全員同じトレーニングをさせられていた。
11分から12分もの間シュートを打つことはなかった。体は冷えてしまうし、練習の質があまり良くなかった。
ポール・ランバート監督も『これは十分ではない』と話していたし、私はキャプテンとして『10~11分も待ち時間があれば他のことをさせるべきだ』と主張した。
ロイ・キーンは『ああ、寒いならば他のウォームアップが必要か』と答えたが、私は『あなたに話しているのではない。監督と話している』と答えた。
そしてロイ・キーンは邪悪な凝視を向けてきて、翌日彼はアストン・ヴィラを去っていった。私のせいで彼は退団したのだと思うよ」
ロイ・キーンの選手とのコミュニケーションは「無礼だった」とのこと。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ