多くのスター選手も担当してきた膝手術のスーパードクターが、元プレミアリーグの選手によって訴えられているようだ。

その医師はロンドンのフォルティウス・クリニックに務めているアンディ・ウィリアムズという人物。

フィルヒル・ファン・ダイクやアレックス・オックスレイド=チェンバレン、ダニー・イングスなど多くの選手の執刀を任されてきた名医の1人だ。

しかしながら、『Daily Mail』によれは彼の手術を受けたという元プレミアリーグ選手から訴えを起こされているという。

その匿名になっている選手はチャンピオンシップ(2部)のクラブでプレーしていた際、トレーニングで左膝に半月板損傷を負ってしまったそう。

治療のためにウィリアムズ医師の手術を受けることになったが、2回目のオペの際に内側膝蓋支帯を破損してしまい、現役引退を余儀なくされたという。

彼は2017年1月に負った半月板損傷を治すために手術を受け、その際には「100%回復し、4ヶ月後にはプレーできる」と言われていたそうだ。

しかしながらスムーズに回復することはなく、膝には鋭い痛みと腫れが残り、休暇から戻った際に緊急手術を受けたという。

ただその2回目の手術でも痛みと腫れは引かず。ウィリアムズ医師も内側膝蓋支帯の破損を認識できなかったことは認めているとのこと。

しかし、医師側はむしろそれ以前の感染による内側膝蓋支帯の衰弱、そしてリハビリ中の選手の行動によるものだと主張しているそうだ。

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手術によって現役引退を余儀なくされたという選手は、現在仕事を失っており、不安障害やうつ病に苦しんでいるとのことだが…。裁判は今年後半に高等裁判所で行われる予定であるそう。

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