ラ・リーガ第25節、ベティス対マジョルカ戦に久保建英が先発出場した。攻守に渡って存在感を見せていた久保だが、後半頭からイ・ガンインと交代。
『Marca』では、「マジョルカは後半開始から2人を交代させた。いいレベルでプレーしていた久保の交代はおかしい」と指摘していた。
以前からルイス・ガルシア監督は、同じ左利きでもある久保とイ・ガンインの共存は難しいと話していたが…。
マジョルカは後半30分に同点に追いつくも、終盤にPKで勝ち越され、2-1で試合に敗れている。
『Diario de Mallorca』などによれば、指揮官は後半開始時の交代についてこう説明していたそう。
ルイス・ガルシア(マジョルカ監督)
「前半は相手のほうがよかった。
こちらは2トップの連携が難しかったので、フォーメーションを変える必要があった。
ストライカー2人でプレーしないことが必要だった。
フォーメーションを変えた後半は引き分けに値した。後半のプレーからすれば、相手は勝ちにふさわしくなかった」
前半のマジョルカはヴェダト・ムリチとアンヘルを2トップで組ませる4-4-2のシステム(久保は右サイド)。後半からはアンヘルと久保を下げて、アマト・ヌディアイとイ・ガンインを投入し、ムリチの下にイ・ガンインを置くような形に変えている。
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ちなみに、『WhoScored』のレーティングでは、久保はチーム内10位の6.25。イ・ガンインは13位の6.10だった。
なお、マジョルカはMFイニゴ・ルイス・デ・ガラレタが相手DFからカニばさみタックルを受けて負傷交代となったが、重傷の可能性があるようだ。