キム・テヒョン

蔚山現代→ベガルタ仙台
ポジション:CB
生年月日:2000/9/7生まれ(21歳)

オ・セフン同様、蔚山現代からベガルタ仙台へ期限付き移籍で加入した21歳の有望株。

キム・テヒョンはクォン・ギョンウォンと同様にレフティーのCBで、一対一のデュエルに絶対的な自信を見せる。さらに足下の技術にも優れ、正確なキーパスをズバズバ通せるビルドアップ能力を兼ね備えるモダンなDFだ。

U-17代表から韓国の世代別代表に選ばれ続けたエリートで、2020年のU-23アジアカップでは、守備の要として韓国の優勝に貢献する活躍を見せた。2019年に蔚山現代とプロ契約を結ぶと、同年にKリーグ2の大田ハナシチズン、2020年にソウル・イーランドFCへローン移籍してプロとしての経験を積んだ。特にソウル・イーランドではKリーグ2で24試合に出場し、チームの中心選手に成長。キム・テヒョンにとって飛躍のシーズンとなった。

2021年に蔚山現代へ復帰。ローテーションでコンスタントに出場機会を掴むも、キム・ギヒ、ブルタイスの牙城は高く、ポジションを掴むには至らなかった。まだ粗削りな部分があるが、CBとしてのポテンシャルはホン・ミョンボ監督のお墨付き。今シーズンは仙台へ武者修行しに来た立場だが、活躍次第では今後もJリーグで成長してほしい選手である。