――原さんのTwitterでは、湘南の町野修斗選手のゴールも取り上げてらっしゃいました。あれも素晴らしいシュートでしたね。

トラップで駆け引きをして、右足で触って左に持っていった。そしてセカンドタッチを小さくしてコンパクトな振りをする。そして逆サイドにしっかりとシュートを撃ちました。「うまいな」と感じましたね。

ギラヴァンツ北九州にいる時から注目していた選手でしたので、このままゴールを取り続けてほしいですし、Jリーグで活躍してほしいという思いがありますね。

――では、ここで原一樹さんのマイMVPを選んでいただきます。湘南戦のMVPは?

得点を取ったピーター・ウタカ選手ですね。もちろんGKの若原選手もすごくいいパフォーマンスでしたし、多くの選手がいいプレーをしていました。

しかし、あそこでゴールに持っていける選手はなかなかいないと思いますし、しかもちゃんとネットを揺らせる。あれがなければ勝点1も持って帰れなかったと考えれば、「一人で流れを変えたな」と思いますね。

――「いいストライカーが1人いるとチームは全然違う」というのを証明するような試合でしたね。

やはりゴールを取るって一番難しいんですね。シュートに持って行って、それをゴールに繋げる能力がある。ウタカ選手にチームを支えてもらってると思いますし、チームのために戦ってくれているなと感じました。

――京都サンガの次節は、3月19日14時のFC東京戦。相手の印象はいかがでしょうか。

外国人のアタッカーが強力ですね。監督も変わった中でどういった戦いをしてくるか。青森山田高校の高校生ルーキーである松木玖生選手が出ているので、そこも大きく注目されますね。

サンガがどれだけFC東京を抑えながら攻撃をしてゴールを取れるか。そこを注目して見たいなと思います。

――最後に原一樹さんの今後の活動予定などを教えていただけますか?

20日に名古屋でイベントをさせていただきます。ゲストとして呼んでいただいたんですけれども、昨年藤枝MYFCで引退された「デカモリシ」森島康仁さんと一緒に「ストライカー講師」としてご一緒します。

ぜひご参加していただき、ストライカーとしてのノウハウやゴールを取るコツを覚えてもらえたらなと思います。

――原さん今週もありがとうございました!

「原一樹のフットボール研究所」は、毎週水曜日20:30~20:58にFMおとくにで放送している「フットボールラウンジ」でもお届けしています。ラジオでもぜひお楽しみ下さい。

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