クリスティアン・ポウルセン
シャルケ、ユヴェントス、リヴァプールなどでプレーした元デンマーク代表MF。彼も2010年W杯で日本と対戦している。
華麗なテクニックとダーティーさを兼ね備えた選手だった。ファールスレスレの球際の激しさは、相手に肉体的ダメージを与えるほどだったが、確かな足元も兼備。
EURO2004では執拗にマークしたイタリア代表フランチェスコ・トッティから唾を吐きかけられる事件が物議を醸した。そのトッティから「嫌な野郎だ。ボールが遠くにあっても、つねるのを止めない、脇腹をパンチしてくる、足を踏みつける」と酷評されたようにヒールなイメージが強い。
ただ、ピッチ外では好青年として知られ、すぐに新しいチームにも溶け込むなど、行く先々で好印象を抱かれていた。なお、現在はデンマーク代表のアシスタントコーチを務めている。