PSGへ移籍した激動のシーズンを戦い終えたリオネル・メッシ。
『TyC Sports』のインタビューで様々な話題について語った。
イタリア代表のW杯欠場、2022年W杯のグループステージ、39歳になる2026年のW杯出場についてはこう話している。
リオネル・メッシ
「EURO優勝チームがW杯に出ないのはクレイジーだというのが真実さ。
イタリアはまたW杯に出られない。その意味、W杯の歴史におけるイタリアを考えれば、本当に残念だよ。
チームメイトや友人もいるしね。PSGでたくさん助けてくれた素晴らしい2人もいる(ドンナルンマとヴェッラッティ)。特にヴェッラッティのことを考えると悲しい。
「(サウジ、メキシコ、ポーランドとのW杯グループステージについて)
相手がどこであれ、W杯の初戦はいつもとは違うし、緊張感がある。
経験上、簡単な相手などいないことは分かっている。
前回大会の自分たちにも起きたことさ。組み分けを喜んでいたら、最後は厄介なことになった。
メキシコは常に難しい相手だし、とてもいいプレーをする。
ただ、運が良ければ僕らが勝てるかもしれない。アルゼンチンをよく知る監督(アルゼンチン人のタタ・マルティノ)がいるとても明確な考えをもったいいチームだ。
ポーランドとの試合もそうだし、難しいグループになる」
(2026年のW杯には出る?)
先日、今大会後に色々と考え直さなければいけないと言ったけれど、分からないよ。
今大会のことを考えた上でその後のことを考える。
今の状況を見てよ。自分がバルセロナ以外の場所でプレーするなんて想像もしなかった。ある日、自分は去らなければいけなくなった。
様々なことが起きるんだ。サッカー界はとても変わりやすい。
正直、(4年後のW杯出場は)とても難しいと思うけれど、確かなことは何も分からない」
前回大会のアルゼンチンはアイスランドとの初戦に引き分け、クロアチアとの第2戦に0-3で敗れるというスタートになった(ナイジェリアに競り勝って決勝トーナメントに進出したが、フランスに敗戦)。
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なお、南米王者であるアルゼンチンは6月2日に欧州王者であるイタリア代表とウェンブリーで激突する。