水曜日に行われたワールドカップ・欧州予選プレーオフの準決勝で、ウクライナ代表がスコットランドとの試合を3-1で制した。
これによってウクライナ代表はウェールズが待つ決勝へと進出。ロシアによる侵略を受けて国内が厳しい状況に陥る中で、ワールドカップ本大会出場の夢をなんとか繋げることに成功した。
そしてこの試合を見たブラジルの伝説FWペレは、自身のInstagramで以下のようにコメントを残している。
ペレ
「今日の試合を要求の機会として利用したい。侵略を止めてくれ。そのような暴力を正当化できるようなものは絶対にない。
今日、ウクライナの人々は少なくとも90分間、自国に影響を及ぼしている悲劇を忘れようとしている。
ワールドカップの出場権を獲得しようとするのは困難なことだ。非常に多くの命が危機にさらされている状況で、それはほとんど不可能なものだ。
私は80年間生きてきた。その中で、戦争や、指導者によるヘイトスピーチを見てきた。このような世界に戻してはいけない。人は進化しなければならない」
ロシアのプーチン大統領に対して、暴力を正当化できるようなものはなにもないと宣言。今すぐに戦争を止めるように要求していた。
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