ジョン・オビ・ミケル
マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーを巻き込んだ最も奇妙な移籍交渉といえる。ノルウェーのリン・オスロでプレーしていた10代のミケルは、両クラブがほぼ同時に獲得を発表した選手だった。
クラブ側がユナイテッドと合意した一方、ミケル本人と代理人はチェルシーと合意。最終的には法廷闘争に持ち込まれ、その結果、ユナイテッド側が1200万ポンドを受け取ることで決着している。
ミケルによれば「僕は自分の意志でユナイテッドと契約したわけではなかった。代理人や信頼できる人々からの助言も拒否され、考える時間がなかった」と、プレッシャーを掛けられてのものだったとのこと。