かつてバルセロナやマンチェスター・シティでプレーした元チリ代表GKクラウディオ・ブラボ。

彼が最も長くプレーしたのは、現在久保建英も所属しているレアル・ソシエダだ。そのソシエダではまだ若手だったアントワーヌ・グリーズマンともチームメイトだった。

『The Players Tribune』でブラボはこんな秘話を明かしている。

「グリーズマンは自分の車を僕の家に停めていた。

ハハハ、彼はまだ運転できる年齢じゃなかったんだ。

レアル・ソシエダでアントワーヌと本当に仲良くなった。

最初に会った時の彼はまだ16歳でね。でも、ものすごいポテンシャルを秘めていたし、僕らの使命は彼の才能を開花させるのを手助けすることだった。

彼を自分の家族に紹介したし、彼が道を踏み外しそうになっていると感じた時には軌道修正させようともしたよ。

彼は楽しみたいだけの子供だったのさ。

ある時、彼はまだ運転できないのに車を買った。駐車するところがなかったので、僕の家の外に置いていたんだ。何か月もね。

時々、彼はやってきては車に乗り込み、音楽をつけて、その場で聴いたりしていたよ。

そして、車から降りて家に帰る。そういう感じだった。

彼はすごい選手になったよ。僕らは素晴らしい関係にある。

(試合で)顔を合わせるたびにこう言うんだ。『今日は君の日にはならないぞ』ってね」

グリーズマンはまだ免許が取得できない年齢ながら車を購入。ブラボの自宅に停めさせてもらい、たまに愛でに来ていたとか。

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なお、スペインで運転免許が取得できるのは18歳から。

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