今年の夏にサウジアラビアの名門アル・ヒラルから2年総額3億5000万ユーロ(およそ503.9億円)のオファーを受け取ったとされるクリスティアーノ・ロナウド。
最終的にマンチェスター・ユナイテッドでプレーし続けることになり、メディアでは「彼へのオファーはなかった」という報道も行われた。
ただ今回行われたピアーズ・モーガンとのインタビューにおいて、クリスティアーノ・ロナウドは以下のように話し、オファーはあったと明かしたという。
クリスティアーノ・ロナウド
「正直に言えば、ここで幸せだったし、素晴らしいシーズンを送りたいというモチベーションがあった。
しかし、彼らは『誰もクリスティアーノ・ロナウドを求めていない、欲しがっていない、オファーはなかった』と繰り返し言っているね。
さて、昨年代表チームも含めて32ゴールを決めた選手が、どうして求められないんだい?
僕は大きな給与のオファーを断ったが、それと同時にここで幸せだと思っていた。まだまだゴールを決められる。チームを助けられると信じている。
しかしながら、周囲からそのようなエネルギーを感じられなければ、それは難しいことになる。
もちろん批判は常に存在する。僕はもう37歳だし、昔と同じではない。ただ同年代の誰が僕と同じようなレベルを維持できているというのか。
僕は素晴らしいワールドカップを戦えると信じているし、肉体的にも精神的にも準備ができている。しかしピアーズ、これが現実だ。
人生は素晴らしいし、僕もグッドだ。メンタルもグッドだ。このインタビューができることが嬉しいよ。多くの論争を呼ぶことはわかっている。
まだトップレベルでやれるかどうかなんて、僕にとっては馬鹿げた質問だよ。
日々我々は年をとるものだし、それが正常だ。20歳のときと変わらないなんて偉そうには言いたくないよ。
ただ僕は年齢に適応し、自分の強みを理解し、何をすべきかを知る賢さを持っている。まだ高いレベルでプレーし、ゴールも決めている。これからも決め続ける。僕の心がクリアで幸せであればね。
あと2~3年はプレーしたい。40歳で終わりたいね。でもわからない。未来はわからないからね。
ある未来を計画することはあっても、人生はダイナミックなものだ。何が起こるかは不透明だ」
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今夏はアトレティコ・マドリーやスポルティング・リスボン、ナポリなどへの売り込みを行っていたというロナウド。この冬に退団する可能性は高いだろうが、果たしてどこに移籍することになるのか…。