エリアス・フィゲロア

受賞年:1974,1975,1976

チリといえば近年ならビダルやアレクシス・サンチェス、もうひと昔前ならサラス、サモラーノの“ササコンビ”であるが、往年のサッカーファンにはエリアス・フィゲロアになるだろうか。

屈強な肉体と非常に高い統率力を誇ったセンターバックで、今なお南米史上最高のDFに数えられるほどの偉人である。

とはいえDF。なかなか評価をされ辛いポジションだが、ブラジルの名門インテルナシオナル時代に全てのシーズンで州選手権優勝を果たすという偉業を成し遂げ、1974~76年に3年連続で南米年間最優秀選手に選出された。

ちなみにワールドカップには1966年、74年、82年と1大会おきに通算3度出場している。