19番:カルロス・ソレール
PSGに所属する25歳のMF。
昨夏の東京五輪にも出場した選手だが、彼がサッカーを始めたのは、任天堂のおかげ。
本人は「当時の僕はサッカーをやりたくなかったんだ。なぜかは分からないけどね…。かなりシャイだったからナーバスになっていたんだ。チームに入りたくなかった。でも、最終的には祖父からゲームボーイで説得されたんだ」と話している。
また、『EL PAÍS』のインタビューでは、こんな秘話も。
「兄弟が通うサッカー教室を見に行った時に、試合のハーフタイムにボールを蹴っていたんだ。
監督たちが僕のことを見ていた。当時5歳だったけれど、強いキックができていたんだ。
『なぜ入らないんだい?』と言われたけれど、チームでプレーしたくなかった。1人でシュートしていたかった。
でも、祖父が大のサッカー好きでね。当時の僕は流行っていたゲーム機が欲しかった。
祖父からゆすられたのさ。『プレーするなら、買ってあげる』ってねさ」