カタールワールドカップで決勝トーナメントに進出した日本代表は、ベスト8入りをかけてクロアチア代表と戦う。
日本代表 対 クロアチア代表 全成績
大会名 試合結果
1997キリンカップ 4-3○ (得点者)三浦知、森島、平野
1998ワールドカップ 0-1●
2006ワールドカップ 0-0△
2022ワールドカップ ???
通算:1勝1分1敗
クロアチアは旧ユーゴスラビアから独立した国でサッカー強豪国の1つ。日本代表と初対戦したのは1997年のキリンカップで、日本は三浦知良、森島らのゴールでクロアチアを下している。
しかし、勝利したのはホームのその1試合のみ。1998年のワールドカップでは初出場同士、エースのボクシッチが怪我ということもあり、マスコミは「勝てる」といった楽観的な論調が強かったが0-1で敗戦。
6得点をあげ大会得点王にも輝いたFWダヴォール・シューケル(シュケル、スーケル、当時レアル・マドリー所属)に得点を決められるとクロアチアは3位入賞を果たした。
次に戦ったのは2006年のドイツ・ワールドカップ。初戦のオーストラリア戦でまさかの逆転をくらい、後がない日本はクロアチアに必勝をかけて挑んだ。しかし、0-0で迎えた後半6分に柳沢敦が決定的なチャンスを逃す。結果は0-0で引き分け。
柳沢が試合後シュートを外したことについて「急にボールが来たので」とコメントを残したことでも知られている。
2006年以来16年の間対戦はなし。
その間にクロアチアは2018年のワールドカップでは決勝に進出。現在も当時の主力であるMFルカ・モドリッチをチームの心臓に置き、EURO2020でもプレーしたメンバーを中心にチームを構成。新戦力として29歳で初めてワールドカップ挑戦となるFWマルコ・リヴァヤらを加えている。
日本代表MF久保建英は「(ドイツ、スペインに勝って)これでクロアチアに負けたらもったいない」とコメントしたが、相手は強豪国であることに変わりがない。いや、ベスト16入りを果たしているチームはどこも強い、気を引き締めながら(自分たちの強さを信じて)1つでも先を目指してほしいところだ。頑張れ日本代表。
試合は日本時間12月6日0時キックオフ予定。