家族はサッカー選手…「夢はレアル・マドリード」
1997年3月生まれのライコ・アロザレーナは兄と同じく背番号56をつけるが、プレーしているのはサッカー、そしてゴールキーパーである。
14歳の時に野球をしたというが、サッカー選手でゴールキーパーだった父と同じくGK道を志すこととなる。
キューバのリオ州にあるFCピナール・デル・リオでキャリアをスタートさせる。この頃にはU-20キューバ代表としてもプレー経験がある。
メキシコ、そしてアメリカと渡っていった兄を後年追うようにして、2018年よりメキシコへ渡りベナドスというチームと契約、その後アメリカの下部リーグにあたるUSLを中心にプレーしている。2022シーズンはUSLの中で2部(上から数えて3部相当)にあたるUSLリーグワンのフォワード・マディソンにローンされていた。
兄と違いアメリカでプレーはしているが亡命はしておらず、2022年11月のドミニカ共和国戦でキューバA代表初capを飾っている。
現在は、兄と同じくタンパベイにあるサッカーチーム、タンパベイ・ロウディーズに所属している。夢はヨーロッパへ渡り、レアル・マドリーでプレーすることだという。
『ABC』のインタビューによると、「兄が56番をつけていたので自分も同じ56番をつけた」「2つの違うスポーツで兄弟が同じ番号を付けることは素晴らしい」とコメント。
なお、サッカーを始めたのは10代になってからで「子供のころは自分の方が野球がうまく、ランディの方がサッカーがうまかった」そう。
兄弟仲もよく、Instagramでは時折二人の睦まじい写真があがることもある。
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それにしても似ている兄弟だが、髪型を一緒にする話もあったのだとか。