7位:「マラカナンの英雄」アルシデス・ギジャ

生年月日:1926年11月22日

ウルグアイ代表選出:1950~1952年

ウルグアイ代表での成績:12試合4ゴール

代表でのタイトル:1950年W杯優勝

「マラカナンの英雄」の愛称を持っているアルシデス・ギジャ。ウルグアイ代表ではわずか3年しか活動しておらず、その後イタリア代表に鞍替えしているという選手だが、この国のサッカーの歴史を変えた存在でもある。1950年のワールドカップにおいて、ブラジル代表を相手に決勝ゴールを決めた。これは大会の歴史上最大の番狂わせと言われる。

ブラジルの巨大スタジアムであるマラカナンに集まった観客は沈黙。後にギジャは「マラカナンを黙らせることができるのはフランク・シナトラとローマ教皇と私だけ」と冗談めかして話していたという。2015年に88歳で亡くなったのだが、1950年の優勝メンバーで最も長生きした人物だったとのこと。