――練習後にやられていたと思うんですが、どんな形でやって、どのくらいの時間で、最後はどうやって終わっていたんですか?
基本的にゴールキーパーにもいつも付いてもらって、ペナルティエリアの僕で言ったら右サイド、薫から言ったら左サイドのペナ角(※ペナルティエリアの角)から一回パスをし合ってスタートみたいな感じでした。
抜き切るところまでいかなくても「シュートを打てるなら打って」みたいな感じで。逆に僕はシュートコースを限定して打たせて、キーパーに止めてもらうとか自分でブロックするみたいなところで、勝敗をつけてずっとやっていました。
次のチーム、僕らの練習が終わった段階でコートが1面しかないので、逆の半面を2軍のチームが使っていて。3軍のチームの練習が始まる直前くらいまでやって、最後はいつもだいたい3本勝負で勝敗を決めて終わるみたいな感じでしたね。
――三笘選手のファーストインパクトというか1対1をやり始めた頃の印象はどんな感じでした?
速いのもそうなんですけど、どちらかというと僕は行かれそうになったら手で押したり体を押したりしてバンってやるタイプなんです。それが薫の場合、押そうとしても体がクネクネしていて押せないみたいなのが一番のイメージです。
――実際に1対1を繰り返す中でどんなことか変わっていきました?三笘選手のドリブルもそうですし、山川選手自身の変化も。
お互いに「こうやったらこうなる」とかは途中から分かっていたので、どちらも勝つためにまた何かを変えるみたいな形で、二人で成長していった感じはありました。
途中からはそんなに抜き切るみたいなのではなく、ゴール前のよりリアルなところで、薫も抜き切る前にシュートを打ってきたりすることも多くありました。どんどんよりリアルに実戦的になっていったんじゃないかなと思いますね。
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他にも、センターバックへの想いや、三笘とのプロ初対決の“裏側”など、たっぷり聞いているのでYouTubeの『Qoly公式Ch.』での動画配信をお楽しみに!