ハーフナー親子

父:ハーフナー・ディド
息子:ハーフナー・マイク、ハーフナー・ニッキ

Jリーグ初期に名古屋グランパスエイトで活躍したオランダ出身のGKハーフナー・ディド。

印象に残りやすい名前だったこともあり、息子のハーフナー・マイクが横浜F・マリノスでプロになった際には大きな注目を集めた。

「ハーフナー・ディドの息子」と呼ばれることに悩み、しかし「いつか絶対に逆(ハーフナー・マイクの父)にしてやる」と、モチベーションにすることで日本代表まで上り詰めたハーフナー・マイク。

父ディドがプロキャリアをスタートさせたADOデン・ハーグでも一時期プレーしていた。

ディドも187cmの長身だったが、マイクは194cm、現在スイス2部のヌーシャテル・ザマックスに所属するニッキに至っては200cmという長身一家。

アルシンド親子

父:アルシンド・サルトーリ
息子:イゴール・サルトーリ

天才ジーコを擁し、Jリーグ初年度の1stステージを制した鹿島アントラーズ。

そのチームでエースストライカーとして活躍し、CMでも大人気だったアルシンドはJリーグの歴史を語るうえで欠かせないスターだ。

フラメンゴやサンパウロ、グレミオといったブラジルのトップクラブでプレーした実力を日本でいかんなく発揮。鹿島での2年間では71試合に出場し50ゴールを記録している。

そんなアルシンドの息子イゴールは2011年に鹿島とプロ契約。18歳ながら2試合に出場したものの、1年で退団したためどうしても“色物”的な印象も強かった。

しかし29歳になった昨年8月、ヴァンフォーレ甲府と契約すると5試合の出場で1ゴールを記録。シーズン後に契約満了となるも、天皇杯優勝メンバーとしてクラブ史に名を刻んだ。