チアゴ・モッタ
所属したクラブ:バルセロナ、インテル、PSGなど
モッタはバルセロナでデビューしたとき、暴れん坊のようなプレースタイルで戦っていた。
歳を重ねるごとにテクニカルな性質を高めていったものの、ときに見せる汚いプレーには「らしさ」を感じられたはずだ。彼ほどに汚さとエレガントさを兼ね備えた選手はいなかった。
デイヴィッド・バッティ
所属したクラブ:リーズ、ブラックバーン、ニューカッスル
プレミアリーグには多くの暴れん坊がいたが、その中でも最も激しい男だった。
壊し屋、削り屋、ハードマーカー。とにかく対戦相手を潰すことだけを強みとして戦い続け、2004年に引退後はサッカー界から完全に姿を消した。今やチームメイトすらも連絡を取れないという。まさに「職人」そのものである。