7日に行われたUEFAカンファレンスリーグの決勝戦、フィオレンティーナ対ウェストハム・ユナイテッド。

62分にサイード・ベンラハマのPKでウェストハムが先制するも、その直後にフィオレンティーナのジャコモ・ボナヴェントゥーラが同点弾を奪い、スコアは振り出しに戻る。

しかし試合終了間際の90分、ルーカス・パケタのアシストからジャロッド・ボーウェンが決勝点を叩き込み、土壇場でウェストハムが勝利をものにした。

ウェストハムにとってはなんと1980年以来となるタイトルで、チームを率いているデイヴィッド・モイーズ監督にとっても23年前にプレストン・ノースエンドを2部優勝に導いて以来のトロフィーだった。

そして表彰式が行われたあと、デイヴィッド・モイーズ監督は87歳になる父親と抱き合い、首に優勝メダルをかけたのである。

『Metro』によれば、試合後のモイーズ監督は以下のように話していたとのこと。

デイヴィッド・モイーズ

「キャリア最高の瞬間と言わざるを得ないね。試合終了間際に勝利を収め、家族と一緒にそれを祝う。頻繁に起こることではないよ。

3年前にウェストハムへやってきたとき、誰かが『降格を避けて欧州の大会でタイトルを取る』なんて予測していたら、私は『狂ってるのかい?』と返しただろうね。

この大会は我々にとって素晴らしいものだった。選手たちは傑出していたよ」

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ウェストハム・ユナイテッドは今季のイングランド・プレミアリーグで14位となり、なんとか2部降格を逃れることに成功。さらにカンファレンスリーグのタイトルを獲得し、終わり良ければ全て良しというようなシーズンとなっている。

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