ホームタウンのマンチェスターはグレーター・マンチェスターに所属するが、1878年のクラブ創設当時はランカシャー州の一都市だった。そのランカシャーのシンボルが赤いバラの花だ。
現在のユナイテッドのエンブレムでは両脇にボールを配するが、それ以前(1960年代)のデザインではボールではなくバラを描いていた。ランカシャーのシンボルはクラブにとっても大切な存在なのだろう。
赤いバラはライバルであるマンチェスター・シティのエンブレムにも描かれているが、バラのエンブレムを最初に使ったのは1909年のFAカップ決勝戦でのユナイテッドだ(シティは1970年代から)。
創設当時のチーム名「ニュートン・ヒース・ランカシャー&ヨークシャー・レイルウェイズFC」を見ても、クラブにとってランカシャーがいかに大切で重要な地であるかが理解できる。
赤いバラを強調した今回のデザインからは、マンチェスターの盟主は自分達であることを誇示しているようにも感じ取れる。
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スタイリッシュにバラを描く23-24新ホームユニフォームは27日より、クラブ公式オンラインストアや日本のadidasオンラインショップでも販売を開始している。
レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!