日本代表

今やサッカーという競技は日本において確固たる地位を得ているが、爆発的な人気を獲得したのは彼らの登場からだろう。

中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一。10代の頃から輝きを放った天才たちは若くして海を渡り、それぞれ欧州の名だたるクラブで確かな足跡を残した。

そんな彼らが日本代表で同時起用されることはファンの夢だった。トルシエ監督の時代には叶わなかったものの、ジーコ体制の初陣となった2002年のジャマイカ戦で実現することになる。

ただタイプの似ていた彼らをボックス型に並べたチームは機能せず。以来、4人が同時に先発することは一度もなかった。