元祖レフティーモンスター
小倉隆史
主にプレーしたJリーグクラブ:名古屋グランパス
三重の四日市中央工業高在籍時から非常に評価高かった小倉は、名古屋入団後の1993年に期限付き移籍したオランダ2部エクセルシオールでリーグ戦31試合14得点と欧州の強豪クラブが注目される存在となった。
名古屋復帰後の1995年シーズンはリーグ戦37試合14得点と活躍するも、同年2月にアトランタ五輪最終予選の合宿中に右足後十字靭帯を断裂とキャリアに響く大ケガを負ってしまった。
【関連記事】まさに無双!Jリーグで得点を量産しまくった日本人ストライカー5人
その後は全盛期の輝きを失われ、2005年にヴァンフォーレ甲府で引退した。レフティーモンスターと形容された左足の技術、強靭なフィジカル、並外れた決定力を考えれば、ケガにより偉大すぎる才能を失ってしまった。現在は東海社会人リーグ1部FC.ISE-SHIMAで監督を務めている。