「そうですね。私自身が感じていることは、サッカーにおいて大事なのはやはりチームです。自分がどの位置でどういう役割を果たすか。それをいつも頭で考えていることはとても大事です。

どのチームで、自分がどういう役割でいるかということを考えながら、その技術を磨く。そこに集中するということが、常に自分のモチベーションを保ち、哲学を保ち、高いクオリティで仕事ができます。試合になったら全力を発揮することはもちろん、練習の時と試合の時とで同じメンタリティをキープするということを私は心がけてきました。それが成功の鍵と言えば鍵と言えるかもしれません。

若い人たちにも同じことを言いたいです。まず自分の役割を見極め、練習をし、価値を考える。それがチームの役に立つのだということをコーチが助言してくれますから、そこからしっかりと学んで、頑張っていくことをアドバイスしたいと思います」

PSGのキャプテンを務める彼らしい、サッカー以外にも通じる素晴らしい返答だった。

その後、PSGの選手は子供たちからの質問にもたっぷり答え、一緒にゲームを楽しんだ。参加者にとってはこの夏のとっておきの思い出の一つになったに違いない。

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