メディアとの出会いは「かがやき基金」

――なかなかフットサルチームがメディア露出できない中、福井丸岡RUCKさんは地元の媒体でよく目にしますね。

自分たちは基本的に子どものチームなんですね。ある時、招待状がポルトガルから届いたんです。その時はアルコ神戸さん(※女子フットサルリーグ1部で神戸を本拠地としている強豪クラブ)も一緒に行ったんですけども。

その時、ちょうどU-15の大会や地域チャンピオンズカップで優勝していたので、福井に頑張っている子どものチームがあるということでFBC(福井放送)さんが『かがやき基金(顕著な成果を上げている個人や団体の活動を支援する基金)』に選んで下さったんです。

そこで100万円を頂いて、それを使ってポルトガル遠征に行ったんです。そして、その時からFBCさんはスポンサーになって下さって、今日も撮影に来てくれます。そうしていい関係が作れているという感じですね。

選手たちも本当に素直で素朴なので、メディア受けもするんじゃないかと思います(笑)。

――今年唯一のホームゲームとなる今日、具体的に改めてどんなイベントを?

「一筆啓上・古城おじゃれ」というよさこいチームの方々に来ていただいて、大きな丸岡城の旗を入場のときに掲げます。試合を放送する「SPOTV NOW」さんの映像にいれていただければと思っています(笑)。

また『さくらいと』さんのCD発売ですね、『勝ったもどうぜん』という応援歌を選手とともに作ってもらったんです。その生歌とともに入場するので、ぜひ聞いていただければと思います。

そして、清水FCさんとのエキシビションマッチですね。興行ではなくて、みんながここ福井で頑張っている姿を見せる。それが今回の試合の目的です。

目の前で無料のイベントがあるので(同日の同会場では福井ユナイテッドFC主催の『ハピネスフェスFUKUI』が行われていました)、そっちに行っちゃうかなというのもありますが(笑)。

我々ももちろんこのイベントに出てくださる方々に謝礼をお支払いしなければならないので、どうしても有料にはしなければいけない。

福井の方々はまだまだ無料のイベントに慣れていて、お金を出してまでスポーツを見てくれないところもあるのですが、我々がその文化を作っていかなければいけないなと思っています。

――ありがとうございました!