スティーヴ・フィナン

期間:2003~2008

リヴァプールで通算217試合に出場した元アイルランド代表DF。なお、背番号は3だったが、右サイドバックである。

自身も認めているように派手さはなかったものの、攻守の安定感を武器にリヴァプールで一時代を築いた。ラファ・ベニテス監督も一貫性を評価していた。

16歳の時にウィンブルドンユースから放出されるとノンリーグでトライアウトを受けるなど、5部相当から這い上がった苦労人でもある。

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そこからチャンピオンズリーグ優勝を果たすまでになるが、イスタンブールの奇跡と呼ばれた2005年のCL決勝では前半終了時に負傷交代。その結果、チームは3-4-2-1にシステムを変更し、奇跡の優勝に繋がった。

フィナンはその交代劇について「もし、自分が怪我をしていなければ、僕らは優勝していないだろうね。あの怪我はリヴァプールで自分に起きた最高の出来事だったよ」とユーモア交じりに語っている。

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