大雨の影響により中止となっていた明治安田生命J2リーグ第26節、ブラウブリッツ秋田とFC町田ゼルビアの一戦。

Jリーグは25日、この試合を10月14日(土)に秋田のソユースタジアムにて代替開催することを発表した。

これを受け、ブラウブリッツ秋田から出された「代替開催日決定の経緯について」というリリースが話題となっている。

この中で、秋田は代替開催日決定までの経緯について以下のように説明している。

本来であれば、試合中止決定後、速やかに代替開催日を決定し、両クラブのファン・サポーター、試合運営にかかわる関係者の皆様に向けて告知すべきではございましたが、このように大幅に遅れましたことをお詫び申し上げます。

当クラブとしては、Jリーグの定める代替開催にかかるガイドライン(内規)のもと、対戦相手クラブのスケジュールを最大限配慮した開催候補日を複数案提示したにもかかわらず、期日までに対戦相手クラブからの回答・承諾を得ることができず、その後、別日の提案を受けておりましたが、スタジアムの確保が不可能だったため先に当クラブが提示した日程での検討を打診しておりました。

強化面における公平性の観点や、昨今全国各地で異常気象による試合中止が増加していることを踏まえ、今後も同様の日程変更が生じる可能性を考慮し、速やかな代替試合を開催することが妥当と考えておりましたが、その後、Jリーグも交えて調整した結果、先にリリースした通り、10月14日(土)の開催日に同意した次第です。

クラブとしましては、Jリーグの定めるガイドライン(内規)に基づき調整をしておりましたが、結果として代替開催日決定のお知らせが大幅に遅れましたことをあらためてお詫び申し上げます。

Jリーグのガイドラインとして、試合が中止となった場合、「原則45日以内」に代替試合を開催することが内規として定められている。

今回、秋田と町田の試合が開催される予定だったのは7月16日。よって、本来であれば8月中に代替試合が開催されるべきであり、秋田側もそれに該当する日程を提示したことは間違いないだろう。

ところがその打診に対し、J2首位を走る町田側から回答・承諾を得ることができなかったという。