現在行われているアジア大会のサッカー競技。日本男子代表チームは準決勝で香港を4-0で撃破し、決勝戦に駒を進めることに成功した。

そして、日本に敗れた香港にとってもこのベスト4以上が確定したという事実は非常に大きなものだった。

クラブから放出を拒まれた数人の選手を欠きながらも、準々決勝ではイランを撃破して歴史上初のベスト4に進出。香港でも大きな注目を集め、この日本戦はパブリックビューイングも行われていたという。

A代表も1968年以来53年ぶりとなるアジアカップ出場を決めており、現在飛躍的な成長を遂げている。

『Besoccer』によれば、2021年からA代表とU-23代表の監督を兼任するヨルン・アンデルセン氏は試合後以下のように話していたとのこと。

ヨルン・アンデルセン

「私が香港へとやってきたとき、代表チームは常に守備ばかりをしていて、攻撃的な試合は多くなかった。

それが私にとっての最初の課題だった。彼らがよりアグレッシブになるように学ばせることだったよ。

A代表も、このU-23のチームも小さな進歩を遂げていることはすでに分かっている。そしてその成長をまだまだ続けており、より良いものを目指して努力をしている。

この大会の結果はその進歩にあたってとてもポジティブなものだったといえるよ。ここにいる選手たちの何人かはA代表へのステップを踏むだろう。

このチームの進歩は本当に素晴らしかった。アジア大会でベスト4に入り、準決勝にまで進出した。それは香港では今まで起こったことがないものだ。

試合ごとに我々は戦術的にも技術的にも向上し、日本相手にもとてもいい試合をすることができた」

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