フランスのリーグアンで最下位と苦しむ名門リヨン。

0勝3分6敗といまだ未勝利のなか、29日に行われるはずだったマルセイユ戦の試合前に事件が起きた。

リヨンのチームバスが敵地ヴェロドロームに到着する際、フードを被った100人ほどのグループが襲撃。

投石されたバスは窓ガラスが破壊される大きな被害を受け、リヨンのファビオ・グロッソ監督とアシスタントが顔面を負傷した。

『RCM』によれば、流血したグロッソ監督は12~13針縫う怪我を負ったという(当たったのはビール瓶かビール缶という話も)。

リヨンDFデヤン・ロヴレンは「今夜バスのなかで監督と僕らに起きたことは計り知れない。本物のファンたちのことは尊敬しているが、今日のは違う。重傷を負わせるという明確な意図があった」とのメッセージをSNSに投稿。

Instagramのストーリーには顔から流血するグロッソ監督の写真も投稿している。

顔中血だらけだ…。そして、縫合後のグロッソ監督の痛々しい姿がこちら。

左目に近い位置に裂傷を負っており、眼球に達していれば、失明していた可能性もありそうだ。

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地元警察は投石容疑がある2人を含めた7人を逮捕。事件を起こしたのはマルセイユ側のサポーターとされており、マルセイユは、グロッソ監督の早い回復を祈りつつ、容認できない暴力的行為を強く非難するとの声明を出している。

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