11月4日の夜、移動中のセビージャFCに珍しいトラブルがあったようだ。

『Antena3』によれば、事件が起こったのは4日の夜。ビーゴ空港発のマドリード行きの飛行機に乗るために95人が搭乗の準備をしていたそう。

午後9時40分に離陸予定だった飛行機は、到着が遅れたことによって少しだけ出発も延期されることになった。

それに乗るために95人の乗客は搭乗の列に並んだが、フライトアテンダントから「この飛行機に乗ることは出来ません」と伝えられたとのこと。

その理由は「飛行機が故障した可能性があるため」と説明されたそう。

ところが、その列を作った95名の前をセビージャの選手たちが通過し、眼の前の飛行機へと搭乗していったとのこと。

そして、その飛行機はマドリード行きからセビージャ行きへと変更され、セビージャFCの選手たちを乗せて飛び立っていったそうだ。

記事によれば飛行機が故障したという説明は正しいものの、故障したのはセビージャFCが乗る予定だったAirnostrum社のチャーター便だったとのこと。

そのため同社はセビージャFCの移動を優先させることを決め、95名の乗客が乗る予定だったフライトを急遽中止し、その代替として使用したそうだ。

そして95名のマドリード行きを予定していた客には代わりに夜行バスを準備して提供するとともに、返金を行うことを発表したそうだ。

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ただ、記事によれば一部の客はこの対応に納得しておらず、返金のみで納得するつもりはないとか…。

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