酒井高徳

ポジション:右サイドバック、左サイドバック、ボランチ

今季は三面六臂の働きで神戸の堅守を支え続けた酒井の活躍がなければ神戸のリーグ初制覇は達成できなかった。ときには右サイドバック、ときには左サイドバックとチーム事情に合わせてサイドを変えて攻守に存在感を見せた。

山口蛍が負傷離脱した際は、ボランチに入って中盤で激しい球際の攻防を見せた。ドイツ時代に中盤の底をプレーしていた時期はあるが、緊急出動であっても本職顔負けの球際の攻防、バランスの調整など高度な個人戦術を披露した。

高徳塾という言葉があるように後輩らを叱咤激励する親分肌の一面があり、若手の面倒見の良さが話題になっている。若手たちもしっかり育てて、リーグ優勝に貢献する姿は理想の上司そのものだ。