「今回はちょっと残念でしたけど、逆に言うと協会側もただ言われた放映権を払うだけじゃなくて、ちゃんとそれに見合っているかどうかを確かめて…。
そうじゃなければ、ちゃんと意見を言う立場にあるというか、ちゃんとネゴシエーションできる状況というのが確認されているのかなって個人的には思いますけど。
サッカーに限らず、野球も地上波でのスポーツ放送は減っています。というのも、世界のスポーツ観戦は、わりと課金制が主流になっていますね。
これが今まで日本は民放で当たり前に見られる時代が長かったので、ちょっと日本の皆さんには『お金を払ってスポーツを見る』というのは、なかなかまだまだ浸透していないのかなと思いますけど。
とはいえ、色んなジャンルの方々に色んな年齢層の人達にサッカーを見てもらうのはすごく大事なことなので…」。
サッカーが地上波放送されることの重要性を説きつつ、相手の言いなりにならなかった日本サッカー協会の交渉姿勢も評価していたようだ。
なお、国立競技場で2024年1月1日14時から行われる日本代表対タイ戦は、NHKで全国放送される。